RF50mm F1.8 STM、初めての単焦点に最適か?子育てパパの正直な答え

RF50mm F1.8 STM、初めての単焦点に最適か?子育てパパの正直な答え

結論:最適かと聞かれると「微妙」

先に結論を言う。

RF50mm F1.8 STMは、初めての単焦点として「最適」かと聞かれると微妙

いいレンズだと思う。ボケは綺麗だし、2万円台で買えるし、軽い。

でも僕みたいな「子供をサッと撮りたいパパ」には、正直ハードルが高かった。

今、このレンズは棚の上で眠っている。

なぜRF50mm F1.8を買ったのか

きっかけはYouTubeだった。

「単焦点レンズを使うと、スマホとは別次元の写真が撮れます」

そんな動画を見て、物欲が爆発した。

EOS R50のキットレンズ(RF-S18-45mm)でも十分撮れてたけど、**「もっとボケた写真が撮りたい」**という欲が出てきた。

調べると、RF50mm F1.8 STMは約2万8000円。フルサイズ対応の単焦点が3万円以下で買える。

「撒き餌レンズ」と呼ばれているらしい。入門用にぴったりだと思った。

フルサイズ対応、F1.8の明るさ。約160gの軽量単焦点レンズ。

¥28,512 (記事作成時の価格です)

rakuten.co.jp

届いた日の感動

箱から出した瞬間、軽さに驚いた

約160g。EOS R50のボディ(375g)と合わせても500g台。

キットレンズより軽い。これなら一日持ち歩いても疲れない。

試しに窓際の観葉植物を撮ってみた。

背景がトロトロに溶けた。

「これだ、これがやりたかったんだ」と興奮した。

問題は、子供を撮るときに起きた

週末、公園で娘を撮ろうとした。

ここで問題が発生した。

問題①:画角が狭い

RF50mm F1.8をAPS-CのEOS R50につけると、換算約80mmになる。

これが思った以上に狭い。

娘が3メートル先で遊んでいても、全身が入らない。バストアップくらいしか撮れない。

「もうちょっと引いて!」と言っても、3歳児は言うことを聞かない。

結果、撮りたい構図で撮れないことが多発した。

問題②:ピントがシビア

F1.8の被写界深度は、めちゃくちゃ浅い。

動き回る子供に、ピンポイントでピントを合わせるのは難しい。

目にピントを合わせたつもりが、鼻にピントが来てる。そんな写真が量産された。

EOS R50の顔認識AFは優秀だけど、被写界深度が浅すぎると追いつかない。

問題③:寄れない

RF50mm F1.8の最短撮影距離は30cm。

「十分近いじゃん」と思うかもしれない。

でも子供って、急に顔を近づけてくる

「パパ見て!」と顔を突き出されると、ピントが合わない。後ずさりしながら撮ることになる。

結局、キットレンズに戻った

公園での撮影を3回くらい試して、僕は悟った。

**「子供を撮るなら、ズームの方が楽」**だと。

キットレンズのRF-S18-45mmは、F値は暗い(F4.5-6.3)。ボケは控えめ。

でも、画角を変えられる。寄れる。撮りたい構図で撮れる。

子供撮影において、ボケより大事なのは**「撮りたい瞬間を逃さないこと」**だと気づいた。

RF50mm F1.8は、棚の上に移動した。

それでも買って良かった理由

ここまで読むと「買わない方がいい」と思うかもしれない。

でも僕は、買って良かったと思っている。

理由①:単焦点の難しさを知れた

「単焦点は画角が固定だから、自分が動いて構図を決める」

これ、言葉では分かってたけど、実際にやると難しい。

難しさを体感できたこと自体が、学びだった。

理由②:ボケの楽しさを知れた

キットレンズでは撮れない、トロトロのボケ。

あの感動は、単焦点を使わないと分からない。

「いつか使いこなしたい」というモチベーションになっている。

理由③:妻を撮るときに使える

子供は難しいけど、大人は撮りやすい

妻のポートレートを撮るときは、RF50mm F1.8の出番。

「なんかプロっぽい写真だね」と言われると、ちょっと嬉しい。

初めての単焦点、何を買うべきか

僕の経験から言うと、子供撮影メインなら35mm前後がおすすめ

RF35mm F1.8 MACRO IS STMという選択肢もある。

  • 換算約56mm(APS-C)で使いやすい画角
  • 最短撮影距離17cmで寄れる
  • 手ブレ補正付き

価格は約6万円と高いけど、子供撮影との相性は良さそう。

僕は次に単焦点を買うなら、35mmにすると思う。

こんな人にRF50mm F1.8はおすすめ

向いている人

  • ポートレートを撮りたい人:大人を撮るなら最適
  • 単焦点を試してみたい人:3万円以下で体験できる
  • フルサイズへの移行を考えている人:フルサイズでも使える

向いていない人

  • 子供をメインで撮る人:画角が狭くて難しい
  • 動く被写体を撮る人:ピントがシビア
  • とにかく寄りたい人:最短30cmは物足りない

まとめ:難しいけど、持っておいて損はない

RF50mm F1.8 STMは、初めての単焦点として「最適」とは言いにくい

特に子供撮影メインのパパには、ハードルが高い。

でも、3万円以下で単焦点の世界を体験できるのは事実。

僕みたいに棚の上で眠らせることになるかもしれない。でも、いつか使いこなせる日が来ると信じている。

「使わなくなるのが一番怖い」

僕の座右の銘だけど、このレンズに関しては「いつか使いこなす」という希望を持っている。

娘がもう少し大きくなって、「パパ、写真撮って」とポーズを決めてくれる日が来たら。

そのときこそ、RF50mm F1.8の出番だと思っている。

フルサイズ対応、F1.8の明るさ。単焦点デビューにおすすめの一本。

¥28,512 (記事作成時の価格です)

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