高いカメラは本当に必要なのか?10万円と50万円の違いを5人のカメラ好きが本音で語る
「高いカメラ、必要ですか?」
僕(近藤)は、Canon EOS R50を使っている。ボディ約10万円。
十分撮れる。運動会も、日常のスナップも。
でも、カメラ好きの知り合いを見ると、50万円、100万円のカメラを使っている人がいる。
正直、気になっていた。
「そんな高いカメラ、必要なんですか?」
今回、4人のカメラ好きに本音で聞いてみた。
参加者紹介
| 名前 | 使用機材 | 価格帯 |
|---|---|---|
| 近藤(司会) | Canon EOS R50 | 約10万円 |
| 松本 | Leica M Typ 240 | 約50万円(中古) |
| 清水 | Sony α7R V | 約50万円 |
| 羽生 | FUJIFILM X-E4 | 約10万円 |
| 中村 | Nikon Z7 II | 約35万円 |
Part 1:高い機材を選んだ理由
近藤:まず単刀直入に聞きます。なんでそんな高いカメラ買ったんですか?
松本:僕の場合、Leicaは「写真を撮る体験」を買った。性能じゃない。
近藤:体験?
松本:レンジファインダーを覗く感覚、布幕シャッターの音、全部手動で操作する集中感。撮影という行為自体が楽しくなる。それに50万円の価値がある。
松本の「体験」を買うカメラ。レンジファインダーの魅力。
¥488,800 (記事作成時の価格です)
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清水:僕は逆。完全に投資として買った。α7R Vは50万円だけど、撮影案件で使えば1年で回収できる。6100万画素のトリミング耐性は、クライアントの無茶振りへの保険。
近藤:仕事で使うなら分かりますけど、趣味で50万円は…。
中村:僕は**「完璧な一台」に投資したかった**。中途半端な機材を複数持つより、Z7 IIとS-Lineレンズで統一した方が、結果的に満足度が高い。
羽生:私はX-E4で10万円くらい。高くないけど、「ときめく」かどうかで選んだ。高いカメラが必ずしも「撮りたい気持ち」を維持してくれるわけじゃない。
Part 2:安いカメラじゃダメな理由
近藤:正直、EOS R50で困ってないんですよ。高いカメラじゃないとダメな理由ってあります?
清水:仕事なら、ある。α7R Vの瞳AFと高画素は、ポートレート案件で必須。EOS R50でも撮れるけど、歩留まりが違う。失敗が許されない現場では、その差が大きい。
中村:画質を追求するなら、ある。Z7 IIの4575万画素を等倍で見ると、安いカメラとの差は歴然。解像度、ダイナミックレンジ、ノイズ。全部違う。
近藤:でも、スマホで見る分には分からなくないですか?
中村:…それは認める。でも、自分が満足できるかどうかの問題。等倍で見て「完璧だ」と思える写真を撮りたい。
松本:僕は画質より**「撮る体験」**が違う。Leicaを持つと、街を歩く姿勢が変わる。被写体との向き合い方が変わる。それが写真に出る。
羽生:私は高いカメラじゃなくても、いい写真は撮れると思ってる。X-E4で十分エモい写真撮れてるし。
Part 3:高いカメラで後悔したこと
近藤:ぶっちゃけ、高いカメラ買って後悔したことあります?
松本:…ある。全部手動が面倒なときがある。露出もピントも自分で合わせるから、子供とか動く被写体は厳しい。結局、手ブレ補正とAFがあるNikon Zfも手放せない。
清水:α7R Vはファイルサイズがデカすぎる。6100万画素のRAWは100MB超え。ストレージ代がバカにならない。
中村:Z7 IIは高感度が弱い。ISO 3200超えるとノイズが気になる。夜景は三脚必須。機動力が落ちる。
羽生:私は高いカメラ持ってないから後悔もないけど…X100VI買えなかったのは悔しい(笑)。
近藤:あ、みなさん完璧じゃないんですね。ちょっと安心しました。
Part 4:10万円のカメラで十分な人
近藤:結局、僕みたいに10万円台のカメラで十分な人って、どんな人ですか?
羽生:「撮りたい気持ち」が続く人。機材じゃなくて、撮影自体が楽しければ、高いカメラは要らない。
清水:仕事で使わない人。趣味なら、EOS R50で十分だと思う。画質の差より、撮る回数の方が大事。
松本:「体験」にこだわらない人。僕みたいに「Leicaを持つこと自体が嬉しい」みたいな感覚がなければ、高い機材は必要ない。
中村:等倍で見ない人。SNSにアップするだけなら、10万円のカメラで十分すぎる。差が分かるのは、A3以上にプリントするときくらい。
Part 5:高いカメラを買うべき人
近藤:逆に、高いカメラを買うべき人は?
清水:仕事で使う人。投資として回収できるなら、迷わず買うべき。歩留まりの差は、案件の成否に直結する。
中村:画質に妥協したくない人。等倍で見て「ここがダメ」と思うストレスから解放されたいなら、高いカメラを買う価値はある。
松本:「撮る体験」を変えたい人。写真がマンネリ化してきたら、Leicaみたいな「撮り方が変わる」カメラを試してみるのもいい。
羽生:欲しくて欲しくてたまらない人。その気持ちがあるなら、買った方がいい。「買っておけばよかった」と後悔する方がつらい。
近藤の結論:高いカメラは「まだ」要らない
みんなの話を聞いて、僕なりの結論が出た。
高いカメラは「まだ」要らない。
今の僕には、EOS R50で十分。
- 仕事で使ってない
- 等倍で見ない
- 「撮る体験」にこだわってない
でも、いつか変わるかもしれない。
娘が大きくなって、もっといい写真を残したいと思ったとき。 撮影がマンネリ化して、何か新しい刺激が欲しくなったとき。
そのときは、高いカメラを検討してもいいと思った。
「正解だけど、使わなくなるのが一番怖い」
これが僕の座右の銘。
高いカメラを買っても、使わなくなったら意味がない。
今は、EOS R50を使い倒す。それが僕の正解。
5人の座右の銘
最後に、それぞれの「カメラ選びの哲学」を。
| 名前 | 座右の銘 |
|---|---|
| 近藤 | 正解だけど、使わなくなるのが一番怖い |
| 松本 | 便利じゃない理由には、だいたい意味がある |
| 清水 | 歩留まりが悪い機材は資産ではない |
| 羽生 | 撮りたい気持ちが続く方が、いい写真になる |
| 中村 | スペックで勝つより、黙らせたい |
答えは人それぞれ。
でも、「なぜその機材を選んだか」を語れる人の写真は、いい写真が多い気がする。
高いか安いかじゃない。自分で選んだかどうか。
それが大事なんだと思った。
今回登場した機材
松本の「体験」を買うカメラ。レンジファインダーの魅力。
¥488,800 (記事作成時の価格です)
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