子供を撮るのに単焦点レンズは本当に必要か?パパカメラマンの結論
「単焦点買った方がいいですか?」への答え
カメラを始めたパパ友から、よく聞かれる。
「子供撮るなら、単焦点レンズ買った方がいい?」
僕の答えは、「必須じゃない。でも、あると嬉しい場面はある」。
なんとも煮え切らない答えだけど、これが正直な結論。
僕の失敗談:RF50mm F1.8を棚に眠らせた
まず、僕の経験を話させてほしい。
「ボケた写真が撮りたい」と思って、RF50mm F1.8 STMを買った。約2万8000円。
結果、今は棚の上で眠っている。
理由は3つ。
- 画角が狭すぎた(APS-Cで換算80mm)
- ピントがシビアすぎた(F1.8の被写界深度)
- 寄れなかった(最短30cm)
動き回る3歳児を、80mm相当の画角で追いかけるのは無理だった。
ズームレンズで十分な場面
正直に言うと、子供撮影の8割はズームレンズで十分。
公園遊び
子供は予測不能に動く。
ブランコに乗ったかと思えば、砂場に走り、滑り台に登る。
画角を変えられるズームレンズなら、その場で対応できる。
単焦点だと、自分が走り回ることになる。
運動会・発表会
望遠が必要な場面は、ズーム一択。
RF-S55-210mmのような望遠ズームがあれば、離れた場所からでも子供の表情を撮れる。
単焦点の望遠は高価だし、画角が固定だと使いにくい。
室内の日常
リビングで遊ぶ子供を撮るなら、キットレンズのRF-S18-45mmで十分。
18mm側で部屋全体を入れたり、45mm側で表情を切り取ったり。
一本で複数の画角を使えるのは、やっぱり便利。
単焦点が欲しくなる場面
じゃあ、単焦点は要らないのか?
そうでもない。
場面①:暗い室内
夜のリビング、照明を落とした寝室。
キットレンズのF4.5-6.3では、ISO感度が爆上がりしてノイズだらけになる。
F1.8の単焦点なら、ISO感度を抑えてノイズの少ない写真が撮れる。
誕生日ケーキのロウソクを吹き消す瞬間、暗い部屋でも子供の表情がしっかり撮れる。
場面②:ボケを活かしたポートレート
「七五三の写真、いい感じに撮りたいな」
そんなとき、単焦点の出番。
F1.8で撮ると、背景がトロトロに溶けて、子供だけが浮き上がる。
スマホでは撮れない、「カメラで撮った感」が出る。
場面③:じっとしてくれる年齢
これ、重要。
うちの娘は3歳のとき、1秒もじっとしてくれなかった。
でも最近(5歳)は、「写真撮るよ」と言うとポーズを決めてくれる。
子供が協力してくれるなら、単焦点でも撮りやすい。
子供撮影におすすめの単焦点
「それでも単焦点が欲しい」という人に、僕なりのおすすめを。
APS-C機なら:換算35-50mm前後
EOS R50のようなAPS-C機なら、実焦点距離24-35mmのレンズが使いやすい。
- RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMの18mm側(換算29mm)
- RF35mm F1.8 MACRO IS STM(換算56mm)
50mmだと換算80mmになって狭すぎる。僕の失敗はここ。
優先すべきスペック
- 明るさ(F値):F2.8以下が理想、F1.8ならなお良し
- 最短撮影距離:30cm以下、できれば20cm以下
- 手ブレ補正:あると暗所で助かる
僕の現在の運用
今の僕のレンズ運用はこう。
| 場面 | レンズ |
|---|---|
| 公園・日常 | RF-S18-45mm(キットレンズ) |
| 運動会・発表会 | RF-S55-210mm(望遠ズーム) |
| 暗所・ポートレート | RF50mm F1.8(単焦点) |
9割はズームレンズ。単焦点は「ここぞ」というときだけ。
棚の上にあったRF50mm F1.8も、最近は月に1-2回使うようになった。
娘が「写真撮って」とポーズを決めてくれるようになったから。
結論:必須じゃないけど、あると表現が広がる
子供を撮るのに単焦点レンズは必要か?
必須ではない。ズームレンズで十分撮れる。
でも、単焦点があると表現の幅が広がるのも事実。
- 暗い場所でもノイズを抑えられる
- 背景をトロトロにボカせる
- 「カメラで撮った」感が出る
僕のおすすめは、まずズームレンズで撮影に慣れてから、単焦点を追加すること。
いきなり単焦点だけで始めると、僕みたいに棚の上に眠らせることになるかもしれない。
「撮りたい瞬間を逃さない」が最優先。
その上で、余裕が出てきたら単焦点に挑戦する。
それが、子育てパパの僕が出した結論です。
フルサイズ対応、F1.8の明るさ。単焦点デビューにおすすめの一本。
¥28,512 (記事作成時の価格です)
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