FUJIFILM X-E4が手放せない理由|2年使って分かった唯一無二の魅力

FUJIFILM X-E4が手放せない理由|2年使って分かった唯一無二の魅力

ディスコンになっても手放せない

FUJIFILM X-E4。2021年発売、2024年にディスコン。

私がこのカメラを買ったのは2024年の春。すでに生産終了が発表された後だった。「今買わないと一生後悔する」と思って、慌てて購入した。

あれから2年。毎日のように持ち出して、何万枚も撮った。そして確信している。このカメラは、私にとって唯一無二の存在だと。

X-E4の何が特別なのか

スペックだけ見れば、X-E4は「普通」のカメラだ。2610万画素、シングルスロット、ボディ内手ブレ補正なし。最新機種と比べると見劣りする部分もある。

でも、スペックに表れない魅力がある。

1. この軽さとサイズ感

X-E4のボディは約364g。XF35mm F1.4を付けても約551g。

この軽さが、毎日持ち出せる理由になっている。カバンに入れても重くない、首から下げても疲れない。「今日はカメラいいかな」と思う日がほとんどない。

レンジファインダースタイルのフラットなボディは、カバンの中で収まりがいい。グリップがないことを欠点という人もいるけど、私はこのシンプルさが好き。

2. 持ち出したくなるデザイン

カメラは道具だけど、所有する喜びも大事だと思っている。

X-E4のデザインは、見るたびにときめく。シルバーとブラックのツートン、クラシカルなダイヤル、無駄のないボディライン。机の上に置いてあるだけで絵になる。

このデザインが「今日も撮りに行こう」という気持ちにさせてくれる。モチベーションを維持してくれるカメラ。それがX-E4。

3. フィルムシミュレーションの色

FUJIFILMを選ぶ理由の大半がこれだと思う。フィルムシミュレーション。

X-E4には18種類のフィルムシミュレーションが搭載されている。私がよく使うのは:

  • クラシッククローム: 街スナップの定番。渋くて落ち着いた色
  • クラシックネガ: エモさ全振り。フィルムっぽい独特の色調
  • ASTIA: ポートレート向き。柔らかくて優しい

RAW現像で追い込んでも、この色味は再現できない。FUJIFILMが長年培ったフィルムの色作りが、JPEGに詰まっている。

4. チルト液晶の使いやすさ

X-E4の液晶はチルト式。上下に動く。

バリアングルより好き。サッと角度を変えられて、すぐ撮影に入れる。ローアングルもハイアングルも、ストレスなく撮れる。

最近のFUJIFILM機はバリアングルが多いけど、私はチルト派。X-E4がチルトを採用してくれたこと、感謝している。

XF35mm F1.4との相性

X-E4の相棒は、XF35mm F1.4 R。

このレンズ、開放で撮ると独特の滲みがある。現代レンズなのにオールドレンズっぽい描写。AFが使えるのに、味のある写りをしてくれる。

X-E4の軽さとXF35mm F1.4の描写。この組み合わせが、私のメインセットアップ。2年間、ほぼこれしか使っていない。

開放での独特な滲みと、とろけるボケ味。X-E4との相性抜群。

¥85,140 (記事作成時の価格です)

rakuten.co.jp

正直に言う、X-E4の弱点

良いところばかり書いてきたけど、弱点もある。正直に書いておく。

バッテリーの持ち

NP-W126Sバッテリーは、正直持ちが良くない。1日撮り歩くなら、予備バッテリーは必須。私は常に2個持ち歩いている。

AFの遅さ

最新機種と比べると、AFは遅い。動きモノの撮影には向かない。でも、スナップや風景なら問題ない。

シングルスロット

SDカードが1枚しか入らない。バックアップの観点では不安がある。大事な撮影では、こまめにスマホに転送している。

グリップがない

好みの問題だけど、グリップがないと持ちにくいという人もいる。私は別売りのサムレストを付けて解決した。

後継機を待つか、今買うか

X-E4はディスコン。後継機のX-E5(仮)がいつ出るか分からない。

中古市場ではまだX-E4が流通している。価格は発売当時より少し上がっている印象。

私の意見としては、今欲しいなら今買うべき

後継機が出ても、X-E4と同じデザイン、同じサイズ感になるとは限らない。むしろ、最近のFUJIFILMの傾向を見ると、大型化する可能性もある。

X-E4の「この軽さ、このサイズ、このデザイン」を求めるなら、今のうちに確保しておくことをおすすめする。

ディスコンになった今こそ。軽量コンパクトでエモい写真に最適。

¥208,800 (記事作成時の価格です)

rakuten.co.jp

まとめ: 代わりがないカメラ

X-E4は、スペックで選ぶカメラじゃない。

軽さ、デザイン、フィルムシミュレーション。この3つが揃ったカメラは、他にない。少なくとも私は知らない。

「毎日持ち出したくなるカメラ」「撮る気分にさせてくれるカメラ」。X-E4は、そういう存在。

ディスコンになっても、壊れるまで使い続けると思う。いや、壊れても修理して使い続けたい。それくらい、私にとって特別なカメラ。

あなたも、そんな「手放せないカメラ」に出会えることを願っている。

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羽生 美羽

論理でエモを設計する女子エンジニア。なぜこのレンズでこの色が出るのか、光学的に理解したい。

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