GR IIIとX-E4、今日どっちを持ち出す?|2台持ちの使い分け術

GR IIIとX-E4、今日どっちを持ち出す?|2台持ちの使い分け術

毎朝の小さな悩み

朝、出かける前に考える。「今日はどっちを持っていこう?」

GR IIIとX-E4。どちらも大好きなカメラ。どちらも毎日持ち出したい。でも、2台持ちは重い。だから、1台を選ぶ。

この「選ぶ」行為が、意外と楽しい。今回は、私なりの使い分け基準を紹介する。

スペック比較

まず、2台のスペックを並べてみる。

GR IIIX-E4 + XF35mm F1.4
重さ257g551g
画角28mm(換算)53mm(換算)
開放F値F2.8F1.4
AF速い普通
ボケ控えめとろける
色味ポジフィルム調フィルムシミュレーション

数字だけ見ると、全然違うカメラ。だから使い分けができる。

判断基準1: カバンのサイズ

一番シンプルな基準。

小さいカバンならGR III

ショルダーバッグ、サコッシュ、ポケット。小さいカバンで出かけるなら、GR III一択。

257gはスマホ2台分くらい。どこにでも入る。存在感がない。

普通のカバンならX-E4

リュック、トートバッグ。普通サイズのカバンなら、X-E4を選ぶことが多い。

551gは重くないけど、小さいカバンには入らない。余裕があるときに持ち出す。

判断基準2: 撮りたい画角

撮りたいものが決まっているなら、画角で選ぶ。

広く撮りたいならGR III

28mmは広角。街並み、建物、風景。広く写したいときはGR III。

「見たままを撮る」感覚。目の前の光景をそのまま切り取れる。

切り取りたいならX-E4

53mm(換算)は標準〜中望遠。背景を整理して、被写体を浮かび上がらせたいときはX-E4。

ボケも大きいから、主題を際立たせやすい。ポートレートっぽい写真も撮れる。

判断基準3: ボケが欲しいか

これも大きな基準。

ボケ不要ならGR III

GR IIIはF2.8スタート。APS-Cの28mmでF2.8だと、そこまで大きくボケない。

でも、それでいい場面も多い。パンフォーカス気味に撮って、情報量を残す。スナップはこっちの方が向いていることもある。

ボケが欲しいならX-E4

X-E4 + XF35mm F1.4の開放は、とろけるようなボケ。

背景をぼかして、被写体だけを浮かび上がらせたい。そんなときはX-E4を選ぶ。

判断基準4: その日の気分

最後は、理屈じゃなくて気分。

気軽に撮りたいならGR III

「とりあえず持っていく」ならGR III。

軽いから負担にならない。撮らなくても、持っていたことを後悔しない。

気合いを入れて撮りたいならX-E4

「今日は撮るぞ」という日はX-E4。

重さを受け入れて持ち出す分、「撮ろう」という意識が高まる。結果的に、良い写真が撮れることが多い。

実際の使い分け例

具体的なシーンで、どっちを選ぶか書いてみる。

通勤・仕事の日 → GR III

仕事がメインの日は、カメラは脇役。軽くて邪魔にならないGR IIIを選ぶ。

帰り道にちょっと撮る、くらいの気持ち。

休日の散歩 → X-E4

撮影目的で出かける日は、X-E4。

時間に余裕があるから、じっくり撮れる。重さも気にならない。

カフェ巡り → GR III

カフェでは、大きいカメラを出しにくい。GR IIIなら、さりげなく撮れる。

テーブルに置いても邪魔にならないサイズ感。

ポートレート撮影 → X-E4

人を撮るときは、ボケが欲しい。X-E4 + XF35mm F1.4の組み合わせ。

開放で撮ると、背景が溶けて被写体が際立つ。

旅行 → 両方

悩んだ末の結論。旅行は両方持っていく。

GR IIIはポケットに、X-E4はカバンに。シーンによって使い分ける贅沢。

2台持ちのすすめ

1台で全部をカバーしようとすると、中途半端になりがち。

特化したカメラを2台

GR IIIは「軽さ・広角」に特化。X-E4は「描写・ボケ」に特化。

それぞれの得意分野が違うから、補完し合える。

選ぶ楽しさ

「今日はどっち?」と考える時間も楽しい。

その日の予定、気分、撮りたいものを考えて、カメラを選ぶ。この儀式が、撮影のモチベーションを上げてくれる。

257gの軽さと28mm。気軽に持ち出せるスナップシューター。

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フィルムシミュレーションと、レンズ交換の自由。じっくり撮りたい日に。

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まとめ: 正解はない、だから楽しい

GR IIIとX-E4、どっちが良いかという話じゃない。

どっちも良い。だから2台持っている。その日の状況と気分で選ぶ。

正解がないから、毎日考える。考えるから、撮影が楽しくなる。

もし1台しか持てないなら?と聞かれたら、たぶん答えられない。どっちも手放せないから。

それくらい、両方とも大切なカメラ。

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羽生 美羽

論理でエモを設計する女子エンジニア。なぜこのレンズでこの色が出るのか、光学的に理解したい。

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