手ブレを防ぐシャッタースピードの目安と設定方法【子供撮影のコツ】

手ブレを防ぐシャッタースピードの目安と設定方法【子供撮影のコツ】

また子供がブレてる…

カメラを始めた頃、撮った写真を見返すと子供がブレてることが多かった。

「なんでこんなにブレるんだろう?」

原因はシャッタースピードだった。

シャッタースピードが遅すぎると、子供が動いた分だけブレる。当たり前のことだけど、最初は分からなかった。

今回は、僕が失敗しながら学んだシャッタースピードの目安を紹介する。

シャッタースピードとは(超ざっくり)

シャッタースピード = シャッターが開いている時間

  • 速い(1/500秒など) → 動きが止まる → 暗くなりやすい
  • 遅い(1/30秒など) → 動きがブレる → 明るくなりやすい

子供を撮るなら、基本的に速い方がいい

でも速すぎると暗くなるから、バランスが大事。

2種類のブレを理解する

ブレには2種類ある。

①手ブレ

カメラを持つ手が動いてブレる。

自分が原因のブレ。

②被写体ブレ

子供が動いてブレる。

被写体が原因のブレ。

この2つは、対策が違う。

手ブレ → 手ブレ補正、三脚、構え方で防げる 被写体ブレ → シャッタースピードを速くするしかない

子供撮影で問題になるのは、ほとんどが被写体ブレ

子供は常に動いているから。

僕の失敗:シャッタースピード1/60秒で子供を撮った

最初の頃、シャッタースピードを意識せずオートで撮っていた。

室内で撮ると、カメラが勝手に1/60秒くらいに設定していた。

結果、子供の顔がブレブレ

手を振っている写真は、手が残像みたいになっていた。

1/60秒は、じっとしている大人なら大丈夫。でも動き回る子供には遅すぎた。

子供撮影のシャッタースピード目安

1年間の経験で見つけた目安がこれ。

場面シャッタースピード備考
座っている子供1/125秒以上最低ライン
室内で遊ぶ子供1/250秒以上歩く・手を動かす
公園で走る子供1/500秒以上走る・ジャンプ
運動会のかけっこ1/1000秒以上全力疾走

迷ったら1/250秒以上を意識すれば、大体なんとかなる。

実例①:室内で遊ぶ子供(1/250秒)

リビングでブロック遊び。座っているけど、手は動いている。

設定

  • シャッタースピード: 1/250秒
  • ISO: 3200
  • F値: F4.5

結果:手の動きも止まって、シャープに撮れた。

1/125秒だと、ブロックを持つ手がわずかにブレた。1/250秒で安心。

実例②:公園で走る子供(1/500秒)

公園で娘が走ってくる。こっちに向かって全力疾走。

設定

  • シャッタースピード: 1/500秒
  • ISO: 400
  • F値: F5.6

結果:足の動きも止まって、躍動感のある写真になった。

1/250秒だと、足先がブレた。走る子供には1/500秒必要。

実例③:運動会のかけっこ(1/1000秒)

運動会の50メートル走。全力で走る娘。

設定

  • シャッタースピード: 1/1000秒
  • ISO: 800
  • F値: F7.1(望遠端)

結果:ゴールの瞬間、表情までシャープに撮れた。

運動会は1/500秒だと不安。1/1000秒あれば安心

シャッタースピード優先モード(Tv)を使う

僕は子供を撮るとき、**シャッタースピード優先モード(Tv)**を使っている。

このモードは、シャッタースピードだけ自分で決めて、他はカメラ任せ。

設定方法(EOS R50の場合)

  1. モードダイヤルを「Tv」に合わせる
  2. ダイヤルでシャッタースピードを設定
  3. ISOはオート(上限6400)

これで、**「最低でもこのスピードは確保」**という撮り方ができる。

室内なら1/250秒、屋外なら1/500秒に設定しておけば、被写体ブレは防げる。

暗い場所でのジレンマ

問題は、暗い場所。

シャッタースピードを速くすると、暗くなる。明るくしようとISOを上げると、ノイズが出る。

シャッタースピード vs ISO感度 vs 明るさ

この3つのバランスが難しい。

僕の優先順位はこう。

  1. シャッタースピード(ブレたら終わり)
  2. ISO感度(ノイズは許容)
  3. 明るさ(暗くても後で補正できる)

ブレた写真は救えない。ノイズがある写真は使える。

だから、シャッタースピードを最優先にしている。

手ブレ補正に頼りすぎない

EOS R50にはボディ内手ブレ補正がない(レンズ側にはある)。

でも、手ブレ補正は被写体ブレには効かない

手ブレ補正が効くのは、カメラの揺れだけ。子供が動いたブレは防げない。

「手ブレ補正があるから大丈夫」と思ってシャッタースピードを遅くすると、子供がブレる。

これ、僕もやった失敗。

ブレを減らす3つのコツ

コツ①:明るいレンズを使う

F1.8の単焦点レンズなら、同じ明るさでもシャッタースピードを2〜3段速くできる。

キットレンズのF5.6で1/60秒だった場面が、F1.8なら1/500秒で撮れる。

コツ②:明るい場所で撮る

当たり前だけど、明るい場所ならシャッタースピードを速くできる

室内より屋外。夜より昼。

大事な写真は、明るい時間帯に撮る。

コツ③:連写する

1枚だけ撮ると、その瞬間にブレてたらアウト。

連写で10枚撮れば、1枚くらいはシャープに撮れていることが多い。

僕は子供を撮るとき、基本的に連写。

まとめ:迷ったら1/250秒以上

シャッタースピードの目安、僕の結論はこう。

迷ったら1/250秒以上。走る子供は1/500秒以上。

ブレた写真は、どんなにいい瞬間でも使えない。

ノイズがあっても、ブレてない写真の方が100倍マシ。

「止める」が最優先。

シャッタースピード優先モード(Tv)を使って、最低ラインを確保する。

これで、僕のブレ写真は激減した。

子供撮影で「また ブレてる…」と悩んでいるパパの参考になれば嬉しい。

シャッタースピード優先モード搭載。子供の動きを止める設定も簡単。

rakuten.co.jp

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